小説

小説は、評論以上に様々なタイプの作品が出題される傾向がある。どんな作品が出題されても、慌てることなく、一度冷静になり本文の記述をたどって、登場人物の人物像や心情、ひいては小説全体がどんな世界を表現しているのかといったことなどを、読み取っていくことが重要になってくる。
設問は、毎年必ず出題されている語句の意味の問題1題(小問数は3問)を除けば、登場人物の心情を問うものが中心である。ただし、消去法を使ってはじめて解答が決まるといった問題ひと癖ある問題も多い。選択肢同士を比較検討し、慎重に解答を選ぶという作業が要求されている。

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対策のポイント

【1】登場人物の心情・人物像を正確にとらえること
先に述べたように、小説の場合、設問で中心的に問われるのは登場人物の心情や人物像である。小説の読解にあたっては、主要な登場人物の心情がはっきりと出ているような部分にとくに注意を払い、自分で勝手に登場人物の心情を想像したりすることはせず、本文の述べていることに従ってなるべく客観的に読み進んでいくことが小説問題を解く上の重要な鍵となる。


【3】自分が間違った設問は十分に研究すること
評論についても言えることだが、過去のセンター試験の問題などを解き、正解できなかった問題については、そのままにしておくのではなくて、間違った理由を検討し、なぜ間違ったのかを十分に理解する必要がある。
とりわけ小説の場合、本来はあいまいでとらえ難い面を持つ登場人物の心情が、しばしば設問で問われる。そのために、受験生は、つい登場人物の心情を勝手に想像したり、勝手に深読みしがちである。センター試験が公正で客観的なものでなければならない以上、その正解の選択肢は本文の客観的な読解のレベルでつくられることになっているのは言うまでもない。その結果、やや説明不足を感じさせるような選択肢が正解となることも多く、これが多くの受験生に釈然としない思いを抱かせているといわれる所以である。
したがって受験生にとっては、過去の問題などを解きながら、センター試験の「正解」はこんなふうにつくられているんだなと、少し距離をおいて問題に接していく姿勢が持てると理想的かもしれない。いずれにせよ、問題を解く際に、必ず解答の根拠を本文に求めていく姿勢を確立することが重要である。


【2】語句の意味を答える問題では、まず「辞書的な意味」を考えること
語句の意味を問う問題では、設問文に「本文中ではどのような意味に使われているか」などとあるために、受験生の一部には文脈だけで解答を選んでしまう人も多くいるようである。しかしこうした問題は、基本的には問われている語句の辞書的な意味を前提にしてつくられている。そのため、まず、問われている語句の「辞書的な意味」を考え、それに従って選択肢を絞り、必要ならば次に文脈を考えるという姿勢で解答するように心がけるようにしよう。
この種の問題では、受験生にとってはかなり難しい語句、また普段何気なく使っていながら意外と正確な意味を知らなかったりする語句の意味が問われることが多い傾向にある。したがって平素から、自分が知らない語句に出合ったり、その意味をあいまいにしか知らない語句に気づいたりしたときには、辞書を引くという姿勢がこういった問題に強くなるための秘訣である。

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